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15年以上動きのなかったビットコインアドレスから、8.54BTCの移動が確認された。現在価格では約53万8000ドル相当に上り、推定利益も約53万8000ドル相当、収益率は46万1981%に達するという。

米ブロックチェーンメディアのU.Todayが17日、報じた。該当アドレスでは、ブロック962770で8.54BTCの移動が確認された。

Galaxy Researchによると、このアドレスは2011年6月13日に初めて入金されて以降、15年以上にわたって動きがなかった。保有量は8.54BTCで、現在価格ベースの評価額は約53万8000ドル。今回の移動に伴う推定利益も約53万8000ドル相当で、収益率は46万1981%と試算されている。

このアドレスが作成された時期にも注目が集まった。ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトと直接結び付く可能性は極めて低いものの、サトシがSNSへの最後の投稿を行ってから数カ月後に作成された点が、市場関係者の関心を誘った。

長期間休眠していたビットコインが動くと、市場では初期投資家による利益確定観測が広がりやすい。低い取得価格で保有していたビットコインは価値が大きく膨らんでいるため、資金が取引所に移れば売り圧力として意識されやすいからだ。

もっとも、オンチェーン上で移動が確認されたからといって、実際の売却まで断定することはできない。個人ウォレット間の資産移転や保管方法の変更、アドレス整理など、移動の理由はさまざまで、その後に取引所へ流入するかどうかを見極める必要がある。

足元では、長期休眠アドレスの動きが相次いでいる。8月12日には、11年間休眠していたイーサリアムのプレマインアドレスが動き、2680ETHが移動した。当時の評価額は約505万ドルだった。

これに先立つ8月9日には、別のイーサリアムのプレマインアドレスも約11年ぶりに動いた。保有量は2000ETHで、当時の価値は約384万ドルと評価された。

相次ぐ長期休眠資産の移動は、暗号資産の初期投資家が保有資産を再び動かし始めた兆候として関心を集めている。一方で、実際に大規模な売却につながるかどうかはなお不透明で、市場では取引所への流入の有無や、その後の移動先を注視している。

今回の事例は、長期間動きのなかった初期のビットコインが、再びオンチェーン上で確認されたケースとして注目される。ビットコインとイーサリアムで休眠アドレスの移動が続くなか、市場では大口移動そのものだけでなく、その背景を見極める姿勢が一段と重要になっている。

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