3銘柄で分かれたテクニカル局面。画像=ChatGPT

Shiba Inu(SHIB)、Ethereum(ETH)、Hyperliquid(HYPE)の値動きに違いが鮮明になっている。SHIBは7月末の急騰で点灯した反発シグナルをほぼ失い、主要移動平均線近辺まで反落した。これに対しETHは50日線と100日線の乖離が縮小し、ゴールデンクロス形成が視野に入る。HYPEは短期の抵抗を上抜け、3銘柄の中で最も強い戻りを見せている。

ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、SHIBは14日(現地時間)、0.00000448ドル前後で推移し、50日移動平均線の0.00000445ドル付近まで下落した。7月末には0.0000058ドル前後まで急伸し、50日線を上回る場面もあったが、その後は上昇分の大半を吐き出した。

100日移動平均線は0.00000493ドル近辺にあり、急騰局面では一時的にこの水準を上回ったものの、定着できずに失速した。足元では高値を切り下げる動きが続き、価格と100日線の乖離は約10%まで広がっている。直近数カ月で最も強い日次上昇を記録したにもかかわらず、中期トレンドの転換を裏付けるには至っていない。

200日移動平均線は0.00000583ドル近辺で、なお下向きだ。相対力指数(RSI)も7月の急騰局面で買われ過ぎ圏に入った後、足元では45前後まで低下している。上昇モメンタムの失速が早かったことを示している形だ。

もっとも、6〜7月に形成した0.0000041〜0.0000043ドルの下値帯は維持している。この支持帯を保てれば、再度の反発を試す余地は残る。

ETHは相対的に底堅い。価格は1890ドル前後で、50日線の1818ドルを上回る一方、100日線の1920ドルをやや下回る水準にある。これまで下向きだった50日線は上向きに転じ、100日線との乖離も縮小している。

このため、両線のゴールデンクロス形成が意識されやすい局面に入っている。ただ、1920〜1950ドルは依然として強い上値抵抗帯で、この水準を明確に上抜けて維持できるかが次の上昇局面入りのカギとなる。

RSIは52.6前後で、過熱感は限定的だ。一方で、200日線は2135ドル近辺でなお下向きに推移しており、長期トレンドが完全に上向いたと判断するには早い。

HYPEは3銘柄の中で短期的な強さが最も目立つ。直近1日で約3.5%上昇し、58.04ドルまで上昇。短期移動平均線の56.93ドルと100日線の56.66ドルをそろって上抜けた。

焦点は、56〜57ドル台が新たな支持帯として機能するかどうかだ。次の関門は50日線の60.85ドル近辺で、ここを突破できれば、単なる自律反発にとどまらず、より大きな回復局面につながる可能性がある。

200日線は50.89ドル近辺で上向きを維持しており、長期の下支えとしては比較的しっかりしている。

3銘柄のテクニカル局面は明確に分かれている。SHIBは反発の勢いを取り戻せるかが焦点で、ETHはゴールデンクロスの実現と1920ドル突破が試される。HYPEは60〜61ドルの抵抗帯を超えられるかが次のポイントとなる。

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