Bithumbが14日発表した2026年4〜6月期決算は、売上高が863億ウォン、営業利益が121億ウォンとなった。売買代金の減少で減収減益となり、暗号資産の評価損を計上したことで最終損益は赤字に転落した。
売上高は前年同期の1344億ウォンから35.8%減の863億ウォン(約95億円)。営業利益は前年同期の215億ウォンから44.0%減の121億ウォン(約13億円)だった。最終損益は前年同期の220億ウォンの黒字から、218億ウォンの純損失(約24億円)となった。
上期累計でも減収減益となった。売上高は前年同期の3292億ウォンから48.7%減の1688億ウォン(約186億円)、営業利益は901億ウォンから83.4%減の149億ウォン(約16億円)だった。最終損益は前年同期の550億ウォンの黒字から、1087億ウォンの純損失(約120億円)に転落した。
同社は業績悪化の背景について、米国の高金利政策が長引く中で、投資家の関心がAIや半導体関連株など株式市場に向かい、暗号資産の売買代金が国内外で減少したためと説明した。
市場低迷への対応として、サービスの差別化と新市場の開拓を進める方針だ。AIを活用した取引支援機能や投資情報サービスを拡充するほか、年内に整備されるデジタル資産基本法に合わせてコンプライアンス体制も見直す。
また、法人向け市場の開放を見据えて先行対応を進め、法人会員の獲得にも取り組む。耐量子暗号(PQC)の導入を含め、セキュリティーと利用者保護の体制も継続的に強化する。
Bithumbの関係者は「収益基盤を立て直すとともに競争力を高め、中長期の成長基盤を整えていく」とコメントした。