Teslaが2027年1月、中国・上海工場の車両生産を約1カ月にわたって縮小する計画だと報じられた。8月に始まった減産を来年初まで延長する内容とされる。電気自動車専門メディアのCleanTechnicaが14日(現地時間)に伝えた。
報道によると、Teslaは1月の上海工場について、通常とは異なる縮小生産のスケジュールを検討しているという。CleanTechnicaは、8月に開始した減産を翌年まで延長する計画が含まれていると報じている。
減産の理由は現時点で明らかになっていない。ただ、中国での販売鈍化が影響した可能性があるとの見方が出ている。Teslaの中国販売は今年上半期、前年同期比9%減少した。
上海工場は中国国内向けに加え、アジア各国やその他の海外市場向けの輸出も担ってきた主要拠点だ。このため、減産が実施されれば、中国内需だけでなく地域別の供給体制にも影響する可能性がある。
今回の計画で注目されるのは、1月に比較的長い期間の減産を予定している点だ。CleanTechnicaは、1月に長期の減産を行うのはTeslaとして一般的な運用ではないと指摘した。なぜこうした判断に至ったのかは、なお不透明だ。
背景としては、中国のEV市場に加え、自動車市場全体の減速も挙げられている。CleanTechnicaは、中国のEV市場と自動車市場全体が今年軟調だったと伝えた。Teslaが2027年初も同様の市場環境を想定しているかは確認されていないが、生産計画には慎重な需要見通しが反映された可能性がある。
今回の減産が一時的な調整にとどまるのか、それとも来年初の販売環境の変化を見据えた対応なのかが今後の焦点となる。現時点で確認されているのは、8月に始まった減産を2027年1月まで延長する計画があることと、その背景が明らかになっていないことだ。