暗号資産インフラ企業のBitGoは2026年第2四半期(4〜6月)、売上高が前年同期比約80%増の43億ドルとなった一方、1900万ドルの純損失を計上した。暗号資産の未実現損失に加え、取引マージンの低下が収益を圧迫した。Cointelegraphが13日(現地時間)に報じた。
純損失は前四半期の6070万ドルから縮小した。売上高は前四半期比では14.7%増だった。
最終赤字の主因となったのは、暗号資産の評価損益の悪化だ。第2四半期には1880万ドルの未実現損失を計上した。前年同期は5580万ドルの未実現利益だった。
マイク・ベルシ最高経営責任者(CEO)は決算発表で、第2四半期の業績は期待を下回ったと説明した。売上高は増加したものの、取引マージンの低下と採算性の低い売上構成が収益性を押し下げたという。現物取引の一部でスプレッドが縮小したことに加え、デリバティブ事業の寄与低下も利益率悪化の要因として挙げた。
BitGoはあわせて、最大5000万ドルの自社株買いプログラムを承認した。コスト削減策により、年換算で約1500万ドルの現金支出削減効果を見込む。6月には従業員の約15%を削減しており、第3四半期はコストがさらに低下するとの見通しを示した。
著者について