Mirae Asset Securitiesは8月12日、2026年4〜6月期の連結業績を発表した。営業利益は2兆4899億ウォン(約2739億円)で、前年同期比397.5%増となった。ブローカー業務と資産管理(WM)の好調に加え、海外子会社の収益改善が寄与した。
売上高は21兆6314億ウォン(約2兆3795億円)で前年同期比181.1%増、当期純利益は1兆9052億ウォン(約2096億円)で同369.4%増だった。前四半期比では、売上高が49.9%増、営業利益が81.1%増、当期純利益が90.2%増となった。
上期累計では、売上高が36兆601億ウォン(約3兆9666億円)で前年同期比162.3%増、営業利益が3兆8649億ウォン(約4251億円)で同356.5%増、当期純利益が2兆9072億ウォン(約3198億円)で同337.8%増だった。
事業別では、ブローカー業務とWMが業績をけん引した。4〜6月期のブローカー手数料収益は6256億ウォン(約688億円)で、前四半期比36%増となった。
金融商品販売に伴う手数料収益は1310億ウォン(約144億円)で、1〜3月期の1125億ウォンを上回り、過去最高を更新した。
国内外の総顧客資産は784兆ウォン(約86兆2400億円)と、前四半期から124兆ウォン増加した。年金資産は6月末時点で80兆ウォン(約8兆8000億円)を超え、直近1年の退職年金積立金の成長率は60%を上回った。
海外子会社の業績も改善した。4〜6月期の海外子会社の税引き前利益は6091億ウォン(約670億円)。地域別の利益構成比は米国が37%、香港が35%、ロンドンが18%、インドが5%だった。
連結税引き前利益に占める海外子会社の寄与は約24%で、前四半期から6ポイント拡大した。会社側は、経常収益の拡大と投資資産の評価益が業績改善につながったとしている。
トレーディングおよびその他金融損益は8369億ウォン(約921億円)で、前四半期比107%増となった。IB手数料収益も428億ウォン(約47億円)で同65%増となり、主要事業全般で改善がみられた。
同社は、グローバル投資プラットフォームを軸に事業領域を広げている。6月には香港で、伝統資産とデジタル資産を扱うグローバル投資プラットフォーム「MAPS」を立ち上げた。今後は米国やシンガポールなどにもサービスを拡大する計画だ。
あわせて、海外投資家が韓国株式やMirae Assetの上場投資信託(ETF)に直接投資できるインバウンド流通プラットフォームの構築も進める。
デジタル金融分野では、トークン証券(STO)の制度化に合わせて関連インフラを整備する。Digital X(旧Korbit)との協業を基盤に、実物連動資産(RWA)のトークン化やトークン証券へと事業領域を広げる方針だ。
Mirae Asset Securitiesは「顧客の資産成長に寄り添うことが当社の変わらぬ原則だ」としたうえで、「顧客の信頼に応え、資産運用を支えるグローバル投資プラットフォームへと発展させていく」とコメントした。