LG Uplusは8月12日、Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤と自社のネットワーク・セキュリティ運用の知見を組み合わせ、公共向けクラウド事業を拡大すると発表した。AWSのIaaS仲介サービスを政府の「デジタルサービス利用支援システム」に登録し、公共機関向けの導入支援を本格化する。
登録したのは、クラウドIaaS仲介サービス「LG Uplus仲介サービス for Amazon Web Services」。デジタルサービス利用支援システムは、政府、地方自治体、公共機関がIaaSやSaaS(Software as a Service)、クラウド支援サービスなどの情報を検索し、契約できる公共向けのプラットフォームだ。
今回の登録により、公共機関は同システムを通じてLG UplusのAWS仲介サービスを利用できるようになった。同社はこれを足がかりに、公共向けクラウド事業の拡大を進める。
LG Uplusは、公共機関が各組織の基準や業務特性に合わせてAWSサービスを導入できるよう支援する。生成AIを活用した相談対応・業務支援チャットボット、AIベースの情報検索サービス、統計・行政データ管理向けのデータベース構築などを主な活用領域として見込む。
今後は、自社のネットワーク、セキュリティ、データ、AXの知見を生かし、導入初期のインフラ構成提案から、クラウド移行後の安定運用や効率化支援までを一貫して提供する方針だ。
LG Uplusで企業AI事業を担当するチョン・ヨンフン常務は「公共機関がAWSクラウド基盤をより迅速かつ安定的に導入できるよう支援し、機関ごとの業務環境とセキュリティ要件に最適化した運用体制を提供する」と述べた。その上で、「AX事業の力量とAICCなどAIサービスの開発・運用ノウハウを結集し、公共機関のクラウドネイティブ化を支援する中核AXパートナーを目指す」とした。