写真=Toss。10日に釜山広域市東区のKorea Savings Bank本社で開かれた協約式で、シン・ヒョンホToss金融事業部門副社長、キム・ジョンギKorea Savings Bank代表取締役、イ・スファンPFCT代表取締役(左から)。

Tossを運営するViva Republicaは11日、Korea Savings Bank、PFCTと戦略提携し、代替信用評価データを活用した中低信用層の与信審査高度化に取り組むと発表した。3社で貯蓄銀行向けの信用評価モデルを共同開発し、PFCTのソリューションに組み込む。

提携協約は10日に締結した。Tossの代替信用評価スコア「Toss Score」を活用し、Korea Savings Bankの信用評価の精度向上を図る。

協約に基づき、3社はKorea Savings Bank向けの信用評価モデルを開発し、PFCTのリアルタイムで与信戦略を運用するソリューション「Airpack-Studio」に搭載する。

狙いは、従来の金融取引履歴だけでは評価が難しかった顧客について、追加データを用いて与信審査の精度を高めることにある。3社によると、貯蓄銀行に最適化した信用評価モデルを開発し、与信戦略運用ソリューションと連携させる取り組みは金融業界で初めてという。

Toss Scoreは、TossがKoDATAと共同開発した代替信用評価スコアだ。口座取引、カード利用額、投資、保険料の納付履歴など、利用者の金融生活データを基に、既存の信用情報を補完する。

Tossは代替データとToss Scoreを基に、Korea Savings Bankに特化した信用評価モデルを開発する。PFCTはこのモデルを「Airpack-Studio」に実装し、代替データ活用の仕組みを構築する。Korea Savings Bankは実際の与信審査に導入し、融資に活用する方針だ。

Korea Savings Bankは2026年下半期からToss Scoreを段階的に導入し、適用範囲を広げる計画。3社は今後も、中低信用層の金融アクセス向上に向けた協力を続けるとしている。

シン・ヒョンホToss金融事業部門副社長は「信用取引の履歴が少ない、あるいは信用スコアが低いため融資条件で不利だった顧客でも、Tossの代替データによって返済能力を改めて評価できるようになる。返済能力に見合った金利で融資を利用できるようになることを期待している」とコメントした。

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