Apple Watch Series 11(写真=Apple)

Appleが、販売を終了していたセラミック製Apple Watchを再投入する可能性が浮上した。Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、新モデルは最短で年内に発売される可能性があるという。

9to5Macが9日(現地時間)に伝えたところによると、ガーマン氏はAppleがセラミック製Apple Watchの復活を準備していると報じた。

セラミック製Apple Watchは、2019年の「Apple Watch Edition Series 5」を最後に姿を消した。当時Appleは、高級素材を採用した上位モデルに「Edition」ブランドを冠しており、セラミックはその代表的な素材の1つだった。

現行のApple Watch Series 11は、アルミニウムモデルとチタニウムモデルを展開している。一方、Apple Watch Ultraはチタニウムのみの設定だ。価格面でも差は大きく、Series 11のチタニウムモデルは699ドルから、最も安いアルミニウムモデルは399ドルとなっている。

こうした価格体系を踏まえると、セラミックモデルが投入された場合、チタニウムモデルを上回る上位価格帯に位置付けられる可能性が高い。実際、Series 5のセラミック製Apple Watchは1299ドルで販売されていた。

焦点は、Appleがセラミックを単なる素材バリエーションとして復活させるのか、それとも新たな上位モデルとして再び位置付けるのかにある。これまでApple Watchのラインアップは、標準モデルとUltraを軸に構成されてきたが、セラミックモデルが加われば価格帯の構成にも変化が生じる可能性がある。

とりわけセラミックは、かつてEditionブランドに採用された素材という点で象徴的だ。復活が実現すれば、素材の選択肢拡大にとどまらず、Appleがプレミアム帯のApple Watch戦略を改めて強化する動きと受け止められそうだ。

もっとも、現時点で明らかになっているのは、発売の可能性と時期、過去の価格水準、現行ラインアップの素材構成にとどまる。製品名や詳細な仕様、販売地域、価格設定などは確認されていない。Appleがセラミック製Apple Watchを実際に市場へ戻すかどうかが、今後の焦点となる。

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