SK shieldusは10日、同社のホワイトハッカーグループ「EQST(Experts, Qualified Security Team)」が、米ラスベイガスで開催されたハッキング・セキュリティカンファレンス「DEF CON 34」のAI Villageで実施されたCTF(Capture the Flag)で、200を超える参加チームの中から5位に入ったと発表した。国内参加チームでは唯一のトップ5入りとなった。
DEF CONは毎年ラスベイガスで開かれる大規模なセキュリティイベントで、セキュリティ専門家による講演や技術デモのほか、分野別の「Village」で各種コンテストが行われる。
SK shieldusによると、EQSTは今回のAI CTFを通じて、AIエージェントを活用したセキュリティ課題への対応力と、国際水準のAIセキュリティ分野における実力を示したという。
EQSTはDEF CON 34のCTF本選にも出場し、世界のセキュリティ専門家と攻撃・防御の技術を競った。
今年のDEF CONでは、大規模言語モデル(LLM)やAIエージェントなど、自律的に判断して行動するAI技術がサイバーセキュリティに与える影響が主要テーマとなった。SK shieldusは、AI VillageではAI技術の急速な普及に伴う新たな攻撃手法やセキュリティ上の脆弱性、それに対応する技術や研究事例が集中的に紹介されたとしている。
大会に参加したEQST Labのチーム長、イ・ホソク氏は「今回のDEF CONでは、従来の攻撃・防御技術に加え、AIエージェントが自ら問題を分析して攻撃を実行する新たな方式を直接体験できた」とコメントした。その上で「世界のセキュリティ専門家との競争で得た経験と技術を、今後のAI脆弱性研究やレッドチーム研究、セキュリティ技術の高度化に積極的に生かしていく」と述べた。