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S&P Global Ratingsは8月、BlackRockの新たなトークン化マネーマーケットファンド「BlackRock Daily Reinvestment Stablecoin Reserve Vehicle(BRSRV)」に、原本安定性ファンドの最上位格付け「AAAm」を付与した。

Cointelegraphによると、S&Pは投資資産と取引先の信用力、満期構成、安定的な純資産価値(NAV)の維持能力を踏まえて格付けを決定した。運用を担うBlackRock Advisorsについても、組織体制や信用調査・分析、リスク管理、コンプライアンスの各面で大きな懸念は見当たらないと評価した。

また、BRSRVのトークン化の仕組みも評価に反映した。S&Pは、同ファンドのトークン化基盤について、運用面で一定の耐性が確保されていると判断。サイバー攻撃やスマートコントラクト、ブロックチェーンネットワークに関するリスクを抑えるための統制を整備しており、取引先ウォレットをホワイトリスト登録先に限定する許可型の仕組みを採用しているとした。

BRSRVは、決済用ステーブルコイン発行者の適格準備資産となることを目指す。保有資産は、現金、満期93日以下の米国債、米国債を担保とする翌日物レポで構成する。加重平均満期は60日以下、加重平均残存期間は120日以下に維持する方針だ。

なお、今回の格付けはステーブルコイン自体の安定性を評価したものではない。原本安定性ファンド格付けは、債券型ファンドが安定したNAVを維持し、信用リスクに伴う元本毀損の可能性をどの程度抑えられるかを示す指標となる。

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