写真=Shutterstock

JPモルガンのアナリストは、米国で規制対応の暗号資産無期限先物プラットフォームが拡大し、予測市場でも競争が激化することで、Hyperliquidなど分散型取引所の市場シェアが圧迫される可能性があるとの見方を示した。

The Blockの報道によると、ニコラオス・パニギルツォグル氏率いるJPモルガンのアナリストチームはリポートで、Hyperliquidのような分散型プラットフォームが今後、大きな逆風に直面する可能性があると分析した。

あわせて、Hyperliquidの評価がSolanaやXRPなど他のトークンの時価総額を上回る水準まで正当化されるかどうかについても、慎重な見極めが必要だと指摘した。

まず懸念材料は、米国で規制に準拠した暗号資産の無期限先物取引プラットフォームが増えていることだ。分散型プラットフォームを巡っては、無認可のデリバティブ取引やKYC/AML体制の不備、相場操縦、外部攻撃、オラクルエラー、利用者保護の弱さなどがリスクとして意識されている。

こうした中、米国で規制対応の暗号資産無期限先物商品が投入されれば、オフショア取引所や分散型取引所から、米国内の規制下にある取引所へ流動性が移る動きが加速する可能性があるとアナリストはみている。

もう一つの懸念は、予測市場における既存勢力と新規参入組の競争激化だ。Hyperliquidはプラットフォーム上の活動を拡大するため、予測市場関連の商品にも領域を広げている。

同社は年初に試験運用を実施し、5月には予測市場型契約「Outcomes」の提供を始めた。

キーワード

#JPモルガン #Hyperliquid #分散型取引所 #無期限先物 #予測市場 #KYC #AML
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.