Cardano(ADA)の24時間取引高が116%超増加し、価格は0.20ドル台を回復した。ブロックチェーンメディアのU.Todayが7日(現地時間)、報じた。
足元の反発で投資家心理は改善しているものの、本格的な上昇トレンド入りとみなすにはなお慎重な見極めが必要だという。
ADAは6月の安値を付けた後、数週間にわたって安値を切り上げながら推移し、上放れを試す展開となった。足元では買いが優勢となり、20日移動平均線と50日移動平均線を回復した。
反発は100日移動平均線の近辺まで及んだ。直近の上昇局面で、ADAは0.20ドル前後の主要な抵抗帯に差し掛かっている。この価格帯では、2025年を通じてたびたび売りに押し戻されてきた。
今回の反発で目立つのは、主要取引所で現物取引高の増加が同時に確認された点だ。過去の戻り局面とは異なる動きといえる。
BinanceではADAの24時間取引高が3億3400万ドルを超えた。OKX、Bybit、Bitgetでも取引高が大きく増えた。
デリバティブ市場の指標も、投資家心理の改善を示した。Binanceのロング・ショート比率は約1.83で、上位トレーダーはネットロングを維持した。
清算動向に極端な偏りはなく、24時間ベースではロングの清算が約63万5000ドル(約9525万円)、ショートの清算が約328万ドル(約4億9200万円)だった。今回の上昇で、相応の弱気ポジションが市場から整理された格好だ。
テクニカル面では、0.197〜0.20ドルに位置する100日移動平均線が当面の上値抵抗として意識されている。ADAがこの水準を日足終値で明確に上回って推移できれば、数カ月ぶりの強い強気シグナルとなる可能性がある。
その場合、次の上値目標として200日移動平均線が位置する0.26ドル近辺が視野に入る。
モメンタム指標も改善している。相対力指数(RSI)は70を上回り、強い買い圧力を示した。
もっとも、足元の反発だけで全面的な強気相場入りを断定するのは難しい。次の焦点は、0.20ドル近辺の抵抗帯を支持帯へ転換できるかどうかにある。