Telegram(写真=Shutterstock)

Telegramは今夏、メッセンジャーアプリ内に自己保管型の暗号資産ウォレット「Gram」を導入する。10億人超のユーザー基盤を生かし、アプリ上で暗号資産の送受信を可能にする狙いだ。Cointelegraphが21日(現地時間)に報じた。

新ウォレットは、Telegramユーザーがアプリ内で自己保管型ウォレットを通じて暗号資産を直接送受信できるように設計されているという。

創業者のパベル・ドゥロフ氏は新ウォレットの投入計画を明らかにし、ユーザーが暗号資産を即時かつ手数料無料で送れると説明した。一方で、正確な提供日程や追加の技術的な詳細については公表していない。

ドゥロフ氏は今回の導入について、「人類史上最大の自己保管型暗号資産ウォレットの展開になる」と位置付けた。Telegramによると、2025年に月間アクティブユーザー数は10億人を超えたという。

実際の利用が一部にとどまった場合でも、自己保管型暗号資産の利用や個人間送金へのアクセス拡大につながる可能性がある。

今回の発表は、Telegramと密接に連動するブロックチェーンTONについて、数週間前にトークン名を「Toncoin」から「Gram」に変更する方針が報じられた後に行われた。「Gram」は、Telegramが2018年のホワイトペーパーで使用していた当初の名称でもある。

ドゥロフ氏はこの名称変更について、「プロジェクトのルーツに立ち返るものだ」と説明している。

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