Superfastは7月15日、Steam向けパブリッシング子会社「Offmoon」を設立し、インディーゲーム4作品を各1100ウォンで展開すると発表した。2026年下期までに、最大50作品を順次投入する計画だ。
Superfastは、モバイルゲーム「ランダムダイス」「運頼ゾンマンゲーム」「協タディ」などを手がけてきた111パーセントの持株会社。今回の取り組みは、事業領域をPCやコンソール、Steamへ広げる戦略の一環と位置付ける。あわせて済州オフィスに開発拠点を新設し、Steamインディーゲームのパブリッシングを担う子会社としてOffmoonを立ち上げた。
Offmoonが公開した4作品の特徴は、全タイトルを1100ウォンの均一価格とした点にある。グローバルのSteam市場では一般に5~20ドルの価格帯が中心となる中、低価格を打ち出すことで、予算やマーケティング面の制約からユーザーに届きにくいインディーゲームの参入障壁を下げる狙いがある。社名のOffmoonには、「見慣れた月が消えた場所で、新たな価値が現れる」という意味を込めたという。
初期ラインアップは、3対3のカジュアルアクション「Chill Cat」、シングルプレイの戦略型ダイスディフェンス「Dealer's Dice」、ダークテイストのローグライク・デッキビルディング「Helldek」、7人対戦のカジュアル乱闘ゲーム「Who Am I Next?!: Animals」の4作品。
OffmoonでSteamレーベルディレクター(LD)を務めるイ・ソンファ氏は、「予算やマーケティングの限界から、ユーザーに届かないインディーゲームは多い」とした上で、「1100ウォン政策は単なる低価格戦略ではない。より多くのユーザーが価格に縛られず、ゲーム本来の価値や面白さに触れられるようにすることが目的だ」と述べた。
Offmoonは今回の4作品を皮切りに、2026年下期までに最大50作品を順次展開する計画だ。パブリッシングにとどまらず、多様なPC・コンソール向けタイトルの流通やサービス運営も手がけるプラットフォーム事業者として、新たなPCゲーム市場の構築を目指すとしている。