XRPが主要な支持帯に接近し、短期的な反発期待が再び強まっている。チャート上では上昇型ガートリーの完成が意識されており、1ドル台を維持できるかが当面の焦点となっている。
Decryptが14日(現地時間)に伝えたところによると、XRPは足元で1.0685ドル前後で推移している。市場関係者が重要な分岐点とみるのは1.02〜1.0448ドルの価格帯で、上昇型ガートリーの主要なエントリーゾーンであると同時に、過去に買いが集まった需要帯とも重なる。
ガートリーパターンは、フィボナッチ比率を基に相場の反転ポイントを探る代表的なハーモニックパターンの一つ。上昇型では、最終局面のDゾーンで下値支持が確認されれば、反発につながりやすいとされる。
今回のパターンは、XRPが6月中旬に1.30ドル近辺まで上昇した後に形成が進んだ。その後、価格は下落に転じ、6月26日には1.0072ドルまで下落し、この水準が起点となるXポイントになった。
その後は買い戻しが入り、7月5日に1.19ドルまで反発してAポイントを形成。上昇率は2週間足らずで20%を超えたが、上値は続かなかった。
続いてXRPは1.0684ドルまで下落してBポイントを付け、その後は1.1186ドルまで戻してCポイントを記録した。現在は最終局面に当たるCD区間にあり、想定されるDポイントは1.0048ドルとされている。
フィボナッチ比率も、一般的な上昇型ガートリーパターンの範囲内に収まっている。BポイントはXAの上昇幅に対して約65.2%の押し、CポイントはABの下落幅に対して43.7%の戻しとなっている。
市場が特に注視しているのは、Dゾーンを維持できるかどうかだ。想定Dポイントの1.0048ドルは、1.02〜1.0448ドルの需要帯に位置している。この価格帯は過去にも買いが入り、下落を抑えた水準で、今回も支持線として機能するとの見方が出ている。
もっとも、上昇シナリオの成立には上値抵抗の突破が欠かせない。最初の関門はCポイントに当たる1.115ドル近辺で、ここを明確に上抜ければ、短期調整の終了シグナルと受け止められる可能性がある。次の抵抗線はAポイントの1.19ドルで、この水準を突破できれば1.20ドル台半ばまで上昇余地が広がるとみられている。
一方で、主要支持帯を維持できなければ上昇シナリオは崩れる可能性がある。最大の判断基準は心理的な節目の1ドルで、終値でこの水準を明確に下回れば、上昇型ガートリーは否定され、追加下落への警戒が強まりそうだ。
当面の注目点は、1.02〜1.0448ドルで買いが再び入るかどうか、その後に1.115ドル、1.19ドルの抵抗線を順に突破できるかにある。これらがXRPの短期的な方向感を左右する主要な変数となりそうだ。