写真=Terrafirma

SpaceX出身のエンジニアが設立した建設技術スタートアップのTerrafirmaが、1億1500万ドル(約173億円)を調達した。米CNBCが14日(現地時間)に報じた。出資にはKleiner Perkins、Bain Capital Venturesのほか、SpaceX、Anduril、Hadrianが参加した。

Terrafirmaは米テキサス州オースティンに本社を置く。Xboxコントローラーなどを使って建機を遠隔操作する技術を開発しており、コスト削減や安全性向上につながるとしている。長期的には火星インフラの構築も視野に入れる。

調達資金は、今後1年で300人を採用するほか、テキサス州内の工場とミッション・コントロール・センターの整備に充てる計画だ。当面は地球上での技術実証を進め、今後は月面関連プロジェクトが立ち上がれば入札にも参加する方針としている。

共同創業者のノア・ショケット氏とノア・マクギニス氏は、プリンストン大学で工学の講義初日に知り合い、卒業後にSpaceXへ入社した。マクギニス氏は政府向け衛星プログラム「Starshield」を、ショケット氏は「Starlink」に加え、後に「Starship」にも携わった。

両氏はSpaceXで、迅速な開発と大規模な拡張を求められる環境を経験し、その手法を建設業界に応用する構想を固めた。ショケット氏は、ここ数十年で蓄積された技術が建設業界にはなお十分に導入されていないと述べた。

Terrafirmaのエンジニアの約半数は、SpaceX、Tesla、The Boring Companyの出身者だ。直近の商業プロジェクトには、スポーツ競技場やStarbucksなどが含まれるという。

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