Shiba Inuに短期的な強気シグナルが点灯した。2時間足で50移動平均線が200移動平均線を上抜けるゴールデンクロスを形成したが、相場全体の方向感はなお定まっていない。市場では、日足50日線に当たる0.00000489ドルを回復できるかが次の焦点となっている。
ブロックチェーンメディアのU.Todayによると、このシグナルは先週の反発局面を受けて出現した。
Shiba Inuは4日に0.00000458ドルまで上昇したものの、その後は上値の重さが意識された。5日以降は2日続落となり、戻りの勢いも鈍った。
足元では、短期チャートの改善だけでトレンド転換を判断するのは難しい状況だ。Shiba Inuは直近24時間で0.37%上昇し0.00000436ドル、直近7日では3.19%高となった。
主要な暗号資産が総じて方向感を欠くなか、市場参加者は次のマクロ材料を見極めようとしている。
とりわけ注目されているのが、8日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨だ。Fedの動向を占う材料となるため、市場では金融政策の方向性を探る動きが強まっているという。
9日には新規失業保険申請件数の発表も予定されており、短期的なリスクセンチメントに影響を与える可能性がある。
一方、アルトコイン市場の投資家心理には持ち直しの兆しも出ている。CoinMarketCapのアルトコイン・シーズン指数は47/100まで上昇した。
U.Todayは、この水準についてアルトコイン市場への楽観が戻りつつあることを示唆すると指摘した。Coinglassの集計では、暗号資産市場全体の建玉が直近24時間で1億800万ドル増加した。
もっとも、シグナルは一方向ではない。主要指標には強弱が入り交じっており、資金調達率はプラス圏にあるものの、相場全体の地合いを明確に強気と判断できる段階にはない。
Shiba Inuについても、テクニカルシグナルだけで相場反転を断定するのは時期尚早とみられる。先週は大半の期間で上昇したが、後続の買いが続かず、モメンタムの確認に必要な水準には届かなかった。
次の注目点は、日足50移動平均線を明確に上抜けられるかどうかだ。買いは0.00000405ドル近辺で下値を支えたものの、0.000005ドルに向けた持続的な上昇にはつながらなかった。
市場では、強気派が日足50移動平均線に当たる0.00000489ドルを明確に上回って初めて、0.000005ドルへの再挑戦が視野に入るとみている。
Shiba Inuは6月26日に0.00000405ドルまで下落した後、押し目買いで反発した。ただ、その後の上昇幅は限られた。
このため、今回の短期ゴールデンクロスは関心を集める材料ではあるものの、実際にトレンド転換につながるかどうかは、0.00000489ドルの回復と0.000005ドルの再突破にかかっていると、U.Todayは伝えている。