Makinarocksは7日、Amazon Web Services(AWS)と国防AI事業で協業すると発表した。AWSのクラウドインフラとセキュリティ技術を活用し、国防分野に特化したAIの開発を進める。
両社は、AWSのクラウドインフラ上で大規模AIモデルの学習と推論を実施する。安定性と迅速な応答が求められる作戦環境を想定し、高可用性・低遅延のアーキテクチャを構築する方針だ。
セキュリティ面では、AWSのベストプラクティスに準拠し、国内の国防関連事業で求められるセキュリティ要件や規制基準への対応を進める。
また、国防データと中核アルゴリズムの開発・保有はMakinarocksが担う。クラウドインフラのセキュリティはAWSが担当し、その上で運用する国防データとアプリケーションの保護はMakinarocksが受け持つ。両社で責任範囲を明確に分け、国防分野で求められるセキュリティ体制を整備する考えだ。
Makinarocksは、ミッションクリティカルな産業現場で蓄積してきたAI運用の知見を基に、主力AI運用プラットフォーム「Runway」を国防環境向けに最適化し、高度化する計画だ。
AWS Koreaのユン・ジョンウォン公共部門代表は、「国防を含むミッションクリティカルな分野でAIを導入するには、高い精度に加え、最高水準のセキュリティと安定性が欠かせない」とコメント。「AWSは実績のあるクラウドインフラとセキュリティの知見を基にMakinarocksと連携し、国防分野で信頼できるAIを安全に開発・運用できる基盤づくりを後押ししたい」と述べた。
Makinarocksのユン・ソンホ代表は、「今回のAWSとの協業は、当社の中核製品『Runway』を国防AI運用システム(AI OS)へと高度化する重要な節目になる」と説明した。さらに、「AWSのグローバルな国防クラウドの経験とインフラを組み合わせ、韓国に特化した国防AIを世界最高水準へ引き上げる」と語った。