韓国の科学技術情報通信部は7日、ソウルの韓国科学技術会館で「2026世界韓人科学技術人大会」を開催した。8日までの会期中、AI時代における科学技術協力の新たな方向性を確認するとともに、国内外の韓国系科学技術者の交流やグローバル連携ネットワークの拡充策を議論する予定だ。
大会のテーマは「グローバルAI時代、科学技術協力の新たなパラダイム」。AI転換が科学技術の発展に及ぼす影響を共有し、研究協力のあり方や国際ネットワークの拡大に向けた方策を話し合う場と位置付けている。
開会式には、国内外の韓国系科学技術者や政府関係者らが出席した。クォン・オナム韓国科学技術団体総連合会会長の開会あいさつ、ク・ヒョクチェ科学技術情報通信部第1次官の祝辞に続き、在外韓人科学技術者協会の代表らが各国協会を象徴するボードを手に登壇する記念セレモニーが行われた。
初日は、チャ・ミヨンMax Planck研究所所長による基調講演のほか、オ・デヒョン科学技術情報通信部未来戦略技術政策官がムーンショットプロジェクトなど主要科学技術政策を紹介した。続くトークコンサートでは、「AI大転換期、グローバルな識者が見る科学技術の論点」をテーマに、新技術が研究手法や協力の枠組みに与える影響などを議論した。
7日午後には、ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官が出席し、「2026大韓民国最高科学技術人賞」の授賞式も開かれた。今年の受賞者には、ナノ医学分野の先駆者として知られる延世大学のチョン・ジヌ教授が選ばれた。ナノ磁気遺伝学の研究を通じ、精密診断・治療技術の発展に貢献した点が評価された。
2日目は、持続可能な成長に向けた科学技術政策の方向性や、国際協力プラットフォームの拡大などをテーマにしたセッションを実施する。海外人材、AI基盤の地域イノベーション、次世代交流の活性化といった分野別の議論も予定している。あわせて、世界韓人女性科学技術人フォーラム、世界韓人科学技術人共同協議会総会などの関連行事も開く。
ペ・ギョンフン副首相兼科学技術情報通信部長官は「韓人科学技術人が韓国と世界各国を結ぶ確かな架け橋となり、グローバルな研究協力と人材循環をけん引する中核的な存在へ成長できるよう、政府としても積極的に支援する」と述べた。