XRPとBitcoin。写真=Shutterstock

XRPがBitcoinに対する長期的な下落基調を脱し、節目となる抵抗線を上抜く可能性があるとの見方が出ている。XRP/BTCが2018年以降の下降トレンド上限に接近しており、突破が確認されれば、XRPがBitcoinを大きく上回る展開も意識されそうだ。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが6日(現地時間)に報じたところによると、XRP/BTCは2018年以降続く長期の下降トレンドライン上限を試す水準にある。このラインは、2018年の高値以降、反発局面で繰り返し上値を抑えてきた抵抗帯とされる。

足元のXRP価格は1.15ドルで、前週安値の1.009ドルから9%上昇した。同じ期間にXRP/BTCも2.7%上昇しており、直近の戻り局面ではXRPがBitcoinに対して相対的な強さを示している。

市場の関心は、XRP/BTCの長期チャートに集まっている。足元では0.000018BTC前後で推移し、長年続いた下降トレンドラインの上限に接近しているためだ。チャートパターンが煮詰まりつつあるなか、近く相場が大きく動く可能性も指摘されている。

次の焦点は、2018年高値圏の抵抗帯を回復できるかどうかだ。XRP/BTCがこの水準まで戻れば、上昇率は1040%超に達するとの試算もある。

現在およそ0.00001807BTCのXRP/BTCが0.0001800前後まで上昇した場合、Bitcoinが次の史上最高値を更新する局面で、XRPが13ドル近辺まで上昇するシナリオも想定される。

こうした見方は、XRPコミュニティの期待も押し上げている。あるユーザーは、Bitcoinが新たな史上最高値(ATH)を付ける前にXRPが2桁台へ到達するには、何が主な材料になるのかと問いかけた。

論点として挙がったのは、実需、現物ETF、規制の明確化、個人投資家の需要のどれが主要な触媒になるかという点だ。

コミュニティ関係者のセルラル・クチュケルは、最も強い触媒は価格そのものになり得ると主張した。XRPがBitcoin建てで高値更新を始めれば市場心理が改善し、新たな買いを呼び込みやすくなるとの見方を示した。

強材料が後から追随する可能性はあるものの、初動を生む直接的な要因は値動きそのものになりやすい、というのが同氏の見立てだ。

別の市場参加者は、XRPがBitcoin建てで2018年の水準を下回ったまま複数年にわたって推移してきたと指摘した。そのうえで、長く続いた弱含み相場は、急速な上放れで終わる可能性があるとみている。

ほかのユーザーからも、長期のもち合いの後は値動きが大きくなりやすいとして、同様の見方が示された。

もっとも、このシナリオがすぐに実現するとは限らない。XRPはなお1.15ドル水準にとどまっており、市場全体が弱気地合いにある点も不確定要因だ。

このため、XRPが10ドルを超える展開は当面ではなく、次の強気サイクルで本格的に試される可能性がある。

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