スウェーデンのフィンテック企業Klarna(写真=Shutterstock)

Klarnaは6日(現地時間)、米連邦・州規制当局に銀行子会社の設立認可を申請した。CNBCによると、承認されればユタ州で認可を取得し、米連邦預金保険公社(FDIC)の預金保険の対象となる「Klarna Bank USA」を設立する。後払い決済(BNPL)を主軸としてきた事業から、消費者向け銀行事業へと領域を広げる狙いだ。

新銀行のトップには、Milestone BankとPrime Alliance Bankで最高経営責任者(CEO)を務めたゲイリー・ハーディング氏が就く予定。共同創業者兼CEOのセバスティアン・シエミアトコフスキ氏は、銀行免許の取得を米国事業拡大の次の段階と位置付けている。

Klarnaは、認可を得れば銀行機能を内製化し、決済や与信、加盟店向けサービスの安定性を高められるとしている。利用者に責任ある融資手段を提供し、金融サービスへの信頼性向上にもつなげたい考えだ。

CNBCは今回の申請について、KlarnaがBNPL中心の事業者から消費者向け銀行へと事業領域を広げる流れに沿う動きだと伝えた。Klarnaは先月、米国の顧客向けに高金利の預金口座を導入したが、この口座は提携先のWebBankが保有している。

Klarnaは昨年9月に上場した。現在の株価は、公募価格である40ドルの半値近い水準で推移している。

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