KOSPIは17日、反発して8860台で取引を終え、終値ベースの過去最高値を更新した。米・イラン情勢の停戦観測を背景に原油安期待が高まったことに加え、ウォン安進行が一服したことも相場の支援材料となった。KOSDAQも1%台の上昇となった。
KOSPIの終値は前日比137.64ポイント(1.58%)高の8864.24。寄り付きは104.47ポイント(1.20%)安の8622.13だったが、その後切り返し、取引時間中にプラス圏へ浮上した。
この日は場中に8870台まで上昇し、直近の高値8933.62に接近した。値動きの荒い展開が続く中でも、半導体株や一部の時価総額上位銘柄に買いが入り、上げ幅を広げた。
売買主体別では、個人と機関投資家が指数を下支えした。韓国有価証券市場で個人は5431億ウォン、機関投資家は5777億ウォンをそれぞれ買い越した。一方、外国人投資家は3営業日ぶりに9931億ウォンを売り越した。
時価総額上位では、半導体関連が堅調だった。Samsung Electronicsは前日比3500ウォン(1.02%)高の34万6500ウォン、SK hynixは13万9000ウォン(5.84%)高の252万1000ウォンで取引を終えた。
このほか、SK Squareは6.33%上昇。LG Energy Solutionは1.34%高、Samsung Life Insuranceは3.71%高、HD Hyundai Heavy Industriesは1.29%高だった。
一方、Samsung Electro-Mechanicsは0.78%安、Hyundai Motorは3.44%安、Samsung C&Tは1.41%安となった。
KOSDAQも上昇した。終値は前日比13.28ポイント(1.30%)高の1031.96。序盤は軟調に推移したものの、その後持ち直し、1030台を回復した。
ソウル外国為替市場では、ウォン相場が前日比1.70ウォン安の1ドル=1512.70ウォンを付けた。
Kiwoom Securitiesのハン・ジヨン研究員は、「過去1カ月間の外国人投資家の売り越しは、半導体株を中心とした利益確定売りに加え、新興国市場の中で韓国株の組み入れ比率を機械的に調整したことが主因だった。ただ、マクロ面の不確実性も追加的な売り越し要因として作用した」と述べた。
その上で、「6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場にショックを与えるほどタカ派的な内容にならない限り、マクロ環境の負担が一段と強まる可能性は大きくない」と指摘。「外国人投資家の需給環境が従来より改善する可能性を、投資戦略に織り込むのが適切だ」との見方を示した。