マイケル・セイラー氏とビットコインのイメージ(画像=Reve AI)

Strategyが、ビットコインの追加購入を示唆した。マイケル・セイラー会長は15日、X(旧Twitter)に過去の購入局面をオレンジ色の点で示したチャートを投稿し、「Still adding dots」と記した。市場では、同社が今週中に追加購入を開示するとの見方が広がっている。

ブロックチェーンメディアのCoinPostによると、今回の投稿は、同社が実際の購入内容を公表する前に繰り返してきたパターンと重なるという。セイラー氏はこれまでも週末に同様の投稿を行っており、市場では今回も続報につながる可能性が意識されている。

Strategyは前週、ビットコインの購入を再開していた。米証券取引委員会(SEC)に提出した8-Kによれば、同社は6月1日から7日にかけて1550BTCを約1億130万ドル(約152億円)で取得した。平均取得単価は1BTC当たり6万5332ドルだった。

この結果、6月7日時点のビットコイン保有量は84万5246BTCに増えた。累計の平均取得単価は7万5680ドル。報道では、足元のビットコイン価格がこの水準を下回る中でも、同社が買い増しを続けていると伝えられている。

今回の取得は、同社がいったん一部を売却した後の買い戻しでもある。Strategyは5月26日から31日にかけて32BTCを売却したと開示しており、目的は優先株「STRC」の配当支払いだった。ビットコインの売却は約4年ぶりという。

その後、1550BTCを買い戻したことで、市場には一定の安心感も広がった。小規模な売却の後、同社は早期に買い姿勢へ戻っており、セイラー氏の今回の投稿も、追加の蓄積方針をにじませるものと受け止められている。

セイラー氏が投稿したチャート自体も、市場ではシグナルとして注目されている。過去の購入局面を点で示す形式は従来と同じで、単なる意見表明ではなく、その後の開示を示唆する可能性が重視されているためだ。

Strategyの動きは、上場企業の中でも積極的なビットコイン保有戦略の延長線上にある。一方で、今回は配当原資の確保を目的に一部を売却する姿勢も示した。実際、32BTCを売却した後、同社は再び大口の購入に踏み切っている。

市場の次の焦点は、同社が今週中に追加購入を正式に公表するかどうか、そして購入規模が直近の1550BTCを上回るかどうかに移っている。現時点で確認されている最新の保有量は84万5246BTCで、セイラー氏の投稿は同社の蓄積戦略がなお継続していることを示すサインとして受け止められている。

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