Cosmosエコシステムの中核開発チームであるCosmos Labsは13日、ブロックエクスプローラーのMintscanを買収し、ソウルに現地法人を設立したと明らかにした。機関採用の拡大やCosmos Hubの開発強化につなげる狙いがある。
The Blockによると、交渉は2025年10月に始まった。韓国の暗号資産企業Cosmostation(法人名Stamper)の共同創業者が、Mintscanの売却を提案したことがきっかけだったという。
Cosmos Labsの共同CEOを務めるバリー・プランケット氏は、買収額や資金調達手法、ATOMトークンが対価に含まれているかどうかといった取引の詳細については明らかにしていない。
Mintscanは、Cosmosベースの80超のブロックチェーンに対応するブロックエクスプローラーだ。
今回の買収により、Cosmos LabsはMintscanに加え、チェーン間の資産移動ツール「Skip Go」、チェーン接続プロトコル「IBC Eureka」、Cosmos Hubの開発を単一の組織の下で一体運営する体制を整えた。
プランケット氏は、Cosmos関連の開発者や機関の活動が集積する韓国およびアジア太平洋地域に現地拠点を設ける意義も大きいと説明した。
Cosmos Labsは今回の取引を通じ、主に2つの領域に注力する。1つは、トークン化預金、実物資産、資本市場インフラを含むCosmos関連技術の機関採用拡大だ。
もう1つは、Cosmos Hubの製品ロードマップ推進と、エコシステム共通ツールの維持・拡張である。The Blockは、最終的にはパブリックチェーンとプライベートチェーンの双方をまたぎ、「一度の接続ですべてにアクセスできる」モデルの提供を目指す方針だと伝えた。