KB国民銀行は22日、Samsung Fireと連携し、中小・中堅企業や小規模事業者向けの安全経営支援を強化すると発表した。6月からAIを活用した安全改善報告書を無償で提供し、第3四半期中には融資金利の優遇など金融面の支援も拡大する。
両社は21日、「企業顧客の成長支援と安全経営基盤の整備に向けた業務協約」を締結した。
産業現場で火災や人身事故が相次ぎ、安全経営の重要性が高まるなか、企業顧客の保護と社会的なセーフティネットの強化を図るのが狙いだ。
Samsung Fireは6月から、KB国民銀行の法人顧客に対し、AIを活用した「安全改善報告書」を無償で提供する。企業ごとのリスク要因を分析したうえで、安全管理の改善策を提示する非金融分野の支援策と位置付ける。
KB国民銀行は第3四半期中に、この報告書を活用する企業顧客を対象として、融資金利の優遇や専用商品の提供など金融支援を拡充する計画だ。
Samsung Fireの関係者は「リスク分析のノウハウを基に、より多くの企業が安心して事業活動に専念できるよう支援していく」とコメントした。
KB国民銀行の関係者は「これまで主に大企業向けだったサービスを、中小・中堅企業や小規模事業者にも広げた」としたうえで、「安全な産業基盤の構築に向け、多様なサービスを継続的に拡大していく」と述べた。
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