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Anthropic、Blackstone、Hellman & Friedmanが出資するAIサービス合弁会社が、米サンフランシスコの応用AIサービス企業Fractional AIを買収した。SiliconANGLEが21日(現地時間)に報じた。買収額は報道では明らかにしていない。

報道によると、この合弁会社にはAnthropic、Blackstone、Hellman & Friedman、Goldman Sachsが計15億ドル(約2250億円)を出資している。中堅企業によるClaudeの導入を後押しし、基幹業務での活用を支援するのが狙いだ。

出資額の内訳は、Anthropic、Blackstone、Hellman & Friedmanがそれぞれ3億ドル(約450億円)、Goldman Sachsが1億5000万ドル(約225億円)。このほか、General Atlantic、Leonard Green、Apollo、GIC、Sequoia Capitalも参加した。

Fractional AIは2024年、データ接続企業LiveRamp出身のクリス・テイラー、エディ・シーゲル、トラビス・メイが共同で設立した。生成AIの試験導入から本番運用への移行支援を強みとする。

合弁会社は既存のコンサルティング会社との差別化を図るため、戦略立案や資料作成にとどまらず、エンジニアを顧客企業の現場に送り込み、最先端モデルの性能を生かせるよう業務システムの再設計に注力する方針だ。

Blackstoneと共同投資家は、医療、製造、金融、小売、不動産分野の自社ポートフォリオ企業をまず初期顧客とし、その後、中堅企業市場へ広げる計画という。Anthropicで応用AI部門を率いるガバン・ドイル氏は、「フロンティアAIを企業に導入するには、優れたモデルだけでは足りない」としたうえで、「新たに可能になったことに合わせて実際のシステムを作り替えるエンジニアリング上の判断力が必要であり、Fractionalはまさにその力を備えたチームを築いてきた」と説明した。

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