イ・オクォン金融委員長は22日、販売が始まった「国民参加成長ファンド」に自ら申し込み、国民の参加を呼びかけた。商品は半導体やAIなど先端戦略産業に投資するファンドで、6月11日まで銀行10行と証券15社で募集する。
イ委員長は同日午前、NH農協銀行の政府ソウル庁舎支店を訪れ、申込手続きを行った。現場では投資家の適合性診断や投資説明書の確認など、申込の流れを一通り確かめた上で関連書類に署名した。
「国民参加成長ファンド」は、政府が推進する「国民成長ファンド」の成果を国民と共有する狙いで設けた商品だ。投資対象は半導体、AI、バイオ、防衛産業、ロボットなどの先端戦略産業の企業としている。
イ委員長は、「国民参加成長ファンドは、国民にとって未来の戦略産業の成長果実を共有できる投資機会であると同時に、先端戦略産業の企業には成長に必要な資金を円滑に供給する基盤になる」と述べた。
その上で、「国民成長ファンドは、韓国経済が直面する構造的課題を乗り越えるための未来産業投資プラットフォームだ」と強調し、「国民の大切な投資が、将来の成長エンジンを育てる土台になる」と語った。
イ委員長は、販売現場で不完全販売が起きないよう販売会社に徹底を求めた。政府としても販売状況を随時点検し、申込手続きで生じる不便には迅速に対応する方針を示した。
募集期間は22日から6月11日まで。銀行10行と証券15社で取り扱い、先着順で販売する。募集枠に達した場合は期限前に締め切る。
一方で、同ファンドは元本保証のない高リスク商品で、投資家には注意が求められる。申し込みには、投資家性向分析の結果が当該商品に適合する投資性向に分類されている必要がある。