Netmarbleは5月22日、開発中のオープンワールドRPG「七つの大罪:Origin」に、視覚障害者や低視力者向けのアクセシビリティ機能を実装したと発表した。日本の視覚障害ユーザーから寄せられた手紙を受け、機能追加に踏み切った。
今回の対応のきっかけとなったのは、4月に日本の視覚障害ユーザーが点字とWordで作成し、Netmarbleに送付した手紙だ。同ユーザーは、環境音やBGMなど音に頼ってプレイした感想とあわせて、物体までの距離や方向を音で案内する機能の必要性を提案したという。
これを受け、Netmarble F&Cの開発チームはゲーム内に視覚障害者向けのサウンド機能を新たに実装した。機能を有効にすると、モンスターの攻撃状況やキャラクターの体力低下を警告音で知らせるほか、宝箱の位置を把握しやすくする専用効果音も追加される。
今後は、キーボードの数字キーに主要オブジェクトを割り当て、特定のボタン入力時に最も近いオブジェクトの方向や位置情報を音声や通知で案内する機能もアップデートで追加する予定だ。
Netmarbleはこのほか、米国ユーザーからゲームプレイやキャラクター表現を評価する手書きの手紙を受け取るなど、グローバルユーザーのフィードバックを継続的に収集しているという。
「七つの大罪:Origin」は、全世界累計販売5500万部を記録した原作IPを活用したタイトル。PlayStation 5、Steam、Google Play、Apple App Storeで展開する。
Netmarbleは「ユーザーの真摯な声に耳を傾け、誰もが壁を感じることなくゲームを楽しめる環境づくりを目指している。今後もフィードバックをもとに、完成度とアクセシビリティの向上を継続していく」とコメントした。