科学技術情報通信部は5月21日、ク・ヒョクチェ第1次官の主宰で「限界挑戦R&D」に関する意見交換会を開いたと発表した。第2期の責任プログラムマネジャー(PM)の始動に合わせ、PM主導の専門管理体制を強化し、研究者との連携を拡大する方針を確認した。
限界挑戦R&Dは、成功時の科学技術面および経済・社会面での波及効果が大きい一方、失敗リスクも高い挑戦的研究を支援する事業だ。専門性を備えた責任PMが、技術動向の分析、研究テーマの発掘、課題の企画、進捗点検、成果の普及に至るまで、R&Dの全工程を一貫して管理する。
今回の会合は、第2期責任プログラムマネジャー(PM)の体制発足を機に、PMを中心とする専門管理体制を高度化し、研究者とPMの協力体制を強化する目的で開かれた。
参加者は、革新挑戦型R&Dでは単なる研究費支援にとどまらず、明確な問題設定、大胆な目標設定、体系的な進捗管理、柔軟な軌道修正、成果の普及までを含む全段階のマネジメント能力が重要だとの認識で一致した。
限界挑戦R&Dは、米国の国防高等研究計画局(DARPA)や英国の高等研究発明局(ARIA)など、主要国の革新型R&Dマネジメント機関の運営方式を参考にしている。
科学技術情報通信部は、こうした海外事例を踏まえつつ、国内のR&D制度や研究現場の特性を反映した「韓国型の革新挑戦R&D管理モデル」を発展させていく方針だ。
ク・ヒョクチェ第1次官は「DARPAとARIAに共通するのは、優れた専門家に明確な任務と権限を与え、迅速な意思決定と柔軟な管理を通じてイノベーションの可能性を高めている点だ」と述べた。
そのうえで「限界挑戦R&Dの推進方式を広く展開し、韓国型の革新挑戦R&D管理モデルを高度化するとともに、政府R&D全般の挑戦性と革新性を高めていく」と強調した。