最大積載量の引き上げや低床フレームの採用などで使い勝手を高めた「Longtail 2.0」 写真=Estarli

英国の電動自転車メーカーEstarliは、新型eカーゴバイク「Longtail 2.0」を発表した。最大積載量を従来の210kgから250kgへ引き上げ、家族での移動に加えて、買い物や通勤、日常的な荷物運搬までこなせる多目的モデルとして投入する。

モビリティメディアのBikeBizが5月19日付で報じた。

Estarliによると、Longtail 2.0は子ども3人、または体格の大きい子ども2人を快適に乗せられる設計。重い荷物の運搬にも対応し、利用シーンの拡大を図った。

車体設計も見直した。顧客のフィードバックを反映し、またぎやすい低床フレームを採用。子どもを乗せたり荷物を積んだりした状態でも、停止と発進を繰り返す場面で扱いやすいようにした。

「Family Pack」には、子ども用の安全ケージを標準装備する。スタンドも改良し、乗せ降ろしや積み下ろし時の安定性を高めた。

収納面も強化した。車体全長に沿う折りたたみ式のパニアバッグを追加し、買い物や通勤、日常の荷物運搬に使える積載スペースを広げた。

今後投入予定のユーティリティバスケットも公開した。Familyケージ内に装着できる設計で、ファミリー向け仕様から荷物運搬向け仕様へ素早く切り替えられるという。ペット運搬用ハーネスの固定ポイントも備える。

駆動系は従来システムを継続採用する。Estarli Cycle SystemsのミッドドライブモーターとEnvioloのギアシステムを組み合わせ、最大トルクは110Nm。最大積載時でも登坂性能と積載性能を維持できるとしている。

バッテリーは長距離向けオプションとして820Whモデルを用意する。長距離走行や高頻度利用に対応する。

細部の仕様も改良した。フロントサスペンションフォークで乗り心地を高めたほか、リングロック対応機能を追加。マッドガード構造やバッテリー配置、リア周辺の設計も見直した。

Envioloハブには新しいフリーホイールとスプロケットを採用し、耐久性も高めたという。

セキュリティサービスも継続する。選択式の「Estarli Cycle Security」は、GPS追跡や回収・交換支援を含む保護パッケージとして提供する。日常の移動手段として自転車を使う利用者や、高価な荷物を頻繁に積む利用者を主な対象とする。

共同創業者のオリバー・フランシス氏は、「従来のLongtailは市場で急速に存在感を高めたが、完璧ではなかった」と述べた。その上で、「この2年間、実際の顧客と小売事業者からのフィードバックを基に、継続的に改良を進めてきた」と説明した。

さらに、「アクセシビリティと使い勝手を高めながら、価格競争力の維持にも注力した」としている。

価格はベースモデルが2995ポンド。Family Packは3255ポンド、長距離バッテリーを含むFamily Pack Long Rangeは3450ポンドとした。

上位仕様のFamily Pack Loaded CocoonとFamily Pack Loaded Panniersは、いずれも3695ポンドで販売する。Estarliは、今回の改良後もベースモデルの価格を3000ポンド未満に抑えた点を強調している。

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