CJ Olive Youngは21日、米カリフォルニア州パサデナに米国初の実店舗「Olive Young パサデナ店」を29日に開設すると発表した。あわせて米国向けECサイトも同日に立ち上げる。
新店舗は、単なる販路拡大にとどまらず、韓国の中小・インディーブランドの米国進出を後押しする拠点と位置付ける。開業時点では、ビューティーとウェルネス分野を中心に約400ブランド、約5000品目を取り扱う。
商品構成は、韓国で支持を集めたKビューティーブランドに加え、北米で需要が見込めるブランドや、米国のトレンドを反映したグローバルブランドで構成する。ラインアップは最短2週間ごとに見直す予定だ。
現地向けの販促施策や会員プログラムも導入し、出店ブランドの認知拡大につなげる。
店舗は、消費者がKビューティーを直接体験できる売り場づくりを打ち出した。ヒアルロン酸やPDRNといった成分別に選べるコーナーのほか、かっさやパッチなどの美容雑貨と組み合わせて提案する棚も設ける。
このほか、クレンジング製品を試せる体験スペースや、トナーパッド、日焼け止めの専用体験ゾーンも用意した。肌や頭皮の診断サービスに加え、Kビューティーのスキンケアルーティンに関する簡易アドバイスも提供する。
店舗入口には、Kビューティーブランド1社を集中的に紹介する専用什器を設置し、体験型マーケティングを支援する。
イ・ソンジョン代表は「一部の大手や海外ブランドが中心だったビューティー市場で、当社は多くの中小ブランドを発掘し、ともに成長してきた。海外市場でもKビューティーとKライフスタイルの定着をより深める一助になりたい」とコメントした。
今後はロサンゼルスやカリフォルニア州を中心とする西部で拠点拡大を進め、その後は中南部やニューヨークを含む東部にも展開を広げる計画だ。パサデナ店で得た運営データは、商品構成やサービス、店内動線の改善に反映する。
クォン・カウン米国法人長は「Kビューティーになじみのない現地消費者にも、当社のオンラインと実店舗を通じて『本物のKビューティー』を見つけてもらい、日常の選択肢として定着させたい」と述べた。