21日の韓国株式市場で、KOSPIは急反発し、取引開始直後に7500台を回復した。Samsung Electronicsの労使が賃金協議で暫定合意に達し、総ストが当面保留されたことで、半導体生産への支障懸念が後退し、投資家心理の改善につながったとみられる。
KOSPI指数は午前9時7分時点で、前日比305.44ポイント(4.24%)高の7514.39。寄り付きは前日比277.42ポイント(3.85%)高の7486.37だった。
売買主体別にみると、個人は4712億ウォンの買い越し。一方、外国人と機関投資家はそれぞれ4975億ウォン、316億ウォンの売り越しで、外国人は11営業日連続の売り越しとなった。
時価総額上位銘柄はおおむね上昇した。Samsung Electronicsは28万9500ウォンで4.89%高、SK hynixは180万4000ウォンで3.38%高だった。
このほか、SK Squareは5.93%高、Hyundai Motorは4.56%高、LG Energy Solutionは2.99%高、Samsung Electro-Mechanicsは12.72%高、Doosan Enerbilityは6.81%高、Samsung Lifeは10.42%高、HD Hyundai Heavy Industriesは1.10%高で推移した。
相場上昇の背景には、前日まで重荷となっていたSamsung Electronicsの労使対立の緩和がある。労使は20日、賃金協議の暫定合意案に署名した。これを受け、労組は21日から6月7日まで予定していた総ストを、別途方針が示されるまで保留することを決めた。
これにより、スト突入による半導体生産への支障への懸念やサプライチェーンの混乱に対する懸念が後退し、Samsung Electronicsをはじめ半導体関連株に買いが広がった。
同時刻のKOSDAQ指数は、前日比43.79ポイント(4.15%)高の1099.86。
ソウル外国為替市場では、対ドルのウォン相場が前日比1.60ウォン安の1ドル=1500.10ウォンとなっている。