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NVIDIAは20日(現地時間)、2026会計年度第1四半期(2〜4月期)の売上高が816億2000万ドルだったと発表した。前年同期比85%増、前四半期比でも20%増となり、LSEG集計の市場予想(788億5000万ドル)を上回った。

四半期売上高が過去最高を更新するのは12四半期連続。増収を支えたのはデータセンター事業で、売上高は752億ドルと前年同期比92%増加し、全社売上高の92%を占めた。

データセンター事業の内訳は、コンピューティングが604億ドル、ネットワーキングが148億ドル。PCやゲーム機、自動運転車向けなどを含むエッジコンピューティング事業は64億ドルで、前年同期比29%増だった。

利益面でも市場予想を上回った。調整後の1株当たり利益(EPS)は1.87ドルで、ウォール街予想の1.76ドルを超えた。

あわせてNVIDIAは、今四半期から事業セグメントの区分を見直すことも明らかにした。従来の事業区分を改め、「データセンター」と「エッジコンピューティング」の2区分に再編する。データセンターはさらに、「ハイパースケール」と「ACIE(AIクラウド・産業・企業)」に分ける。

第2四半期の売上高見通しは910億ドル。同社は、中国向けデータセンター売上についてはこの見通しに織り込んでいないと説明した。

ジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、「人類史上最大規模のインフラ拡張となるAIファクトリーの構築は、驚くべき速度で進んでいる」と述べた。

そのうえで、「NVIDIAはあらゆるクラウドで稼働し、フロンティアモデルとオープンソースモデルの双方を支え、ハイパースケールデータセンターからエッジコンピューティングまで、AIが展開されるあらゆる領域に対応できる唯一のプラットフォームだ」と強調した。

株価は決算発表を挟んで方向感を欠いた。通常取引では業績期待を背景に1.3%上昇した一方、発表後の時間外取引では約0.6%下落し、米東部時間午後4時55分時点で222ドル近辺で推移した。

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