Intuitは20日、正社員の17%に当たる3000人超を削減する組織再編を実施すると明らかにした。成長鈍化を受けた見直しで、再編費用は3億~3億4000万ドル(約450億~約510億円)を見込み、その大半を今四半期に計上する。CNBCが同日報じた。
同社によると、今回の人員削減の対象は3000人超。発表を受け、時間外取引でIntuit株は11%下落した。
ササン・グダルジ最高経営責任者(CEO)は、今回の措置について、成長分野を強化し、より機動的な組織へ改めるためだと説明した。
ソフトウェア株が年初から軟調に推移する中、QuickBooksやTurboTaxを手がけるIntuitにも市場の圧力が強まっていた。ウォール街では、AIが既存企業の一部製品・サービスを置き換える可能性への警戒感が続いている。Intuit株は年初来で40%超下落した一方、同期間のS&P500指数は約8%上昇した。
Intuitは同日、2026会計年度第3四半期決算も公表した。1株当たり利益(EPS)は12.80ドルで市場予想の12.57ドルを上回ったが、売上高は85億6000万ドル(約1兆2840億円)と、市場予想の86億1000万ドルに届かなかった。
売上高は前年同期比10%増だったが、増収率は2024年以降で最低だった。純利益は約9%増の30億6000万ドル(約4590億円)だった。
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