ビットコインのイメージ画像(画像=Reve AI)

ビットコインは8万2000ドル台への定着に失敗した後、7万6000ドルまで下落した。市場では上昇モメンタムの鈍化が意識されており、7万4000〜7万6000ドルの支持帯を維持できるかが当面の焦点となっている。

20日付のCointelegraphによると、市場ではこの7万4000〜7万6000ドルのレンジを主要な支持帯とみる見方が広がっている。

ビットコインは直近数カ月の高値となる8万2000ドルを上回る場面があった後、約8%下落した。足元では7万7200ドル前後で推移している。市場参加者の平均取得コストが集まりやすい7万8000ドル近辺は、目先の上値抵抗として意識されている。

資産運用会社Swissblockは、ビットコインが8万2000ドル超の水準で上昇基調を維持できず、モメンタムが弱まったと分析した。反発局面を重ねるごとに上昇の勢いが鈍り、足元では7万6000ドルまで押し戻されたと説明している。

他の指標も同様の流れを示している。アクセル・アドラー・ジュニアは、ビットコインの低速インパルス指標が4月以来初めてマイナスに転じたと明らかにした。Glassnodeも最新の市場レポートで、価格モメンタム指標がこの1週間で66.7から47.1へ29%低下したと分析した。

市場がとりわけ注目しているのは7万4000〜7万5000ドル台だ。このレンジは過去2年間にわたり繰り返し支持線として機能してきた水準で、50日指数移動平均線、100日指数移動平均線、50日単純移動平均線も重なる。Material Indicatorsは、ビットコインがなおこの水準を下回っていない点を強気材料と評価した。

一方で、この支持帯を明確に割り込んだ場合、次の焦点は7万2000ドル、さらに心理的節目である7万ドルに移る。さらに下抜ければ、6万5000ドルまで下落する可能性があるほか、2月6日に記録した6万ドル割れのマクロ安値を再び試す展開も想定される。Dan Crypto Tradesは、7万5000〜7万6000ドルの支持が崩れれば、7万2000ドルを速やかに再テストする可能性が高いとみている。

より長い時間軸では、CryptoAmsterdamが3日足ベースで7万4000〜7万6000ドルのレンジを維持することが重要だと指摘し、追加の下値メドとして7万2000ドルを挙げた。主要な支持線が段階的に崩れた場合の下値目標としては、6万ドルと5万ドルを示している。50日単純移動平均線に当たる7万5600ドルも、強気派にとって重要な防衛ラインとして意識されている。

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