写真=LG CNS

LG CNSは、米カリフォルニア州サンノゼで開催された「IoT Tech Expo 2026」に出展し、AI活用のスマートファクトリーソリューション「Factova」を紹介した。大規模製造現場で蓄積した導入・運用ノウハウを生かし、北米の中堅・中小メーカーを含む製造業向けに展開を広げる。

同社は5月18〜19日(現地時間)に開かれた同展示会で、Factovaの主要機能を訴求した。Factovaは、製造工程全体にAIやビッグデータ、IoTを活用し、生産運用の最適化と工場の高度化を支援するソリューション。LG CNSは、大規模工場で実績を積んだ同ソリューションを、中堅・中小の製造企業にも広げていく考えだ。

中核となるのは「Factova MES」。生産工程を統合管理するMES(製造実行システム)で、AIが現場データをリアルタイムで収集・分析し、生産工程の非効率を減らし、工場運営の最適化につなげる。

あわせて、生産設備データを統合管理する「Factova Control」も紹介した。メーカーの異なる生産設備からデータをリアルタイムで収集・標準化し、統合制御できるという。

このほか、半導体、ディスプレイ、航空宇宙、医療機器など、高精度な工程管理が求められる産業向けソリューションも展示した。

同社によると、Factovaの導入企業では成果も出ている。バッテリー工場の事例では、導入から1カ月で良品率90%以上に到達し、早期に生産安定化を実現したほか、不良品の返品コストも約70%削減したとしている。

LG CNSでスマートファクトリー事業部長を務めるシン・ジェフン常務は、「大規模製造現場で蓄積したスマートファクトリー構築・運用の経験とAXの技術力を基に、北米市場の開拓を本格化する」とコメントした。その上で、「LG CNSのスマートファクトリーソリューションを通じて、中堅・中小の製造企業でもAIを活用した工場高度化を進められるよう支援していく」と述べた。

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