画像=Epic Games公式Xより

Epic Gamesは5月20日、主力タイトル「Fortnite」を豪州を除く各国・地域のApp Storeで再配信すると発表した。iPhoneやiPadでの提供を再開する一方、App Storeの手数料や反競争的行為を巡るAppleとの法的対立は継続する。

今回の再配信についてEpic Gamesは、Appleが過去に、米国外の大規模市場でアプリ内購入にどの水準の手数料を課せるかを巡り、各国の規制当局が米国の司法判断を注視していると説明していた点を挙げた。

その上でEpic Gamesは、米連邦裁判所がAppleの手数料体系に一段の透明性を求めるとの見方を示した。Appleの実際のコスト構造が開示されれば、各国政府は不当な手数料政策を容認しないと判断し、今回の再配信に踏み切ったとしている。

もっとも、「Fortnite」の配信再開後も、Epic GamesがApp Storeの反競争的な運用を問題視する姿勢は変わらない。

日本や欧州連合(EU)、英国では、Appleの閉鎖的なエコシステムに対する規制強化が進んでいる。Epic Gamesは、Appleが警告画面の表示や追加手数料、複雑な要件の設定を通じて規制の趣旨を迂回していると指摘し、規制当局に実効性のある法執行を求めた。

Epic Gamesは裁判所に対し、Appleの違法行為の差し止めとエコシステム開放を命じる判断を継続して求めている。一方、豪州については、Epic Gamesが訴訟で勝訴し、開発者規約が違法と判断されたにもかかわらず、Appleがその運用を続けているとして、今回の再配信の対象外とした。

Epic Gamesはモバイル版「Fortnite」の再配信に合わせ、プレーヤーに「Yeddy」アイテムを無料配布する。

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