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自律型セキュリティ運用を手がけるToruqが、サイバーセキュリティのスタートアップJit.ioを買収した。SiliconANGLEが19日(現地時間)に報じた。

買収額は明らかにしていない。Jit.ioは2021年設立。AIベースのコンテキストグラフを生成し、セキュリティ調査に生かす技術を持つ。

Jit.ioのAIコンテキストグラフは、組織内のコード、ID、役割、権限、データの機密性、ランタイム時の挙動といった要素の関係性を可視化する。これにより、AIエージェントは断片的なアラートだけでなく、業務や組織の文脈を踏まえてリスクを判断できるようになる。

Toruqは、この技術を自社のAI SOC(Security Operations Center)プラットフォームに統合する計画だ。

同社の既存エージェントはこれまで、外部ツールから取り込んだアラートやシグナルを分析してきた。Jit.ioのグラフを組み合わせることで、組織固有のコンテキストを加味し、各企業にとってそのアラートが実際に何を意味するのかを、より正確に把握できるようになるとしている。

ToruqはJit.ioの技術統合を通じ、従来のアラート起点のワークフローを超え、より高い信頼性で脅威の自動遮断と予防を支援する方針だ。Toruqの共同創業者兼CEO、オファー・スマダリ氏は「Jit.ioのAIコンテキストグラフとエージェント技術をToruqのAI SOCプラットフォームと組み合わせることで、先制的なサイバー防御体制を構築する」と述べた。

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