SanDiskは5月19日、消費者向けストレージの新製品群を発表した。最大4000MB/sの転送速度に対応するポータブルSSDを投入するほか、内蔵SSDは新ブランド「SANDISK Optimus」に再編し、用途別のラインアップを刷新した。
同社は同日、記者懇談会を開き、新製品を公開した。一般ユーザーからプロのクリエイター、ゲーマー、スポーツファンまでを想定し、ユーザー層ごとに製品群を整理したのが特徴だ。ポータブルSSDは3シリーズをそろえ、内蔵SSDは新ブランド体系を導入。あわせてワールドカップ公式ライセンスコレクションも展開する。
SanDiskの消費者製品部門バイスプレジデント、スーザン・パク氏は「ポケットサイズのポータブルSSDから高性能の内蔵SSDまで、当社の最新の製品革新を示すラインアップだ。外出先でもPC作業中でも、ゲーム中でも、さまざまなストレージ需要に対応できる」と述べた。
ポータブルSSDは、「SANDISK」ポータブルSSD、「SANDISK Extreme」ポータブルSSD、「SANDISK Extreme PRO」ポータブルSSDの3シリーズを用意する。
最上位の「SANDISK Extreme PRO」ポータブルSSDは、最大4000MB/sの転送速度に対応し、約10分の12K動画を1分以内で転送できるとする。プロの写真家や映像制作者によるリアルタイム編集やマルチストリームのワークフローを想定し、2TBと4TBを先行投入する。8TBモデルも追加する予定だ。
「SANDISK Extreme」ポータブルSSDは最大2000MB/sの読み込み速度に対応し、高解像度写真1000枚を60秒以内で転送できるとしている。大容量ファイルを扱うクリエイターや写真・映像愛好家を主な対象とし、容量は1TBから4TBをそろえる。
一般ユーザー向けの「SANDISK」ポータブルSSDは、最大1000MB/sの読み込み速度に対応する。学生やオフィスワーカーによるファイルのバックアップやコンテンツ保存の需要を見込む。保証期間は、「SANDISK Extreme」と「SANDISK Extreme PRO」が5年間の限定保証、「SANDISK」ポータブルSSDが3年間の限定保証となる。
内蔵SSDでは、CES 2026で示した方針に沿って、主力ラインアップを「SANDISK Optimus」ブランドに再編した。ゲーマーやクリエイター、専門職ユーザーが性能グレードを直感的に選べるよう、標準モデルの「Optimus」、ゲーミング向けの「Optimus GX」、最上位のプロ向け「Optimus GX PRO」の3段階で展開する。
標準モデルは性能と価格のバランスを重視した。ゲーミング向けモデルは、短いロード時間、大容量ストレージ、高い電力効率を求めるユーザーを想定する。最上位の「SANDISK Optimus GX PRO 8100 NVMe SSD」は、先端ストレージ技術と大容量を組み合わせ、開発者や専門家、ハイエンドゲーマーを主な対象とする。
今回発表した新製品は、韓国の主要なオンライン・オフライン流通チャネルを通じて順次発売する。製品ごとの推奨小売価格は後日公表する予定だ。
SanDisk Koreaの本部長、シム・ヨンチョル氏は「AI、コンテンツ制作、ゲーミングが主導する時代に、消費者のストレージ需要は継続的に進化している」としたうえで、「今回のポートフォリオ刷新により、各分野のユーザーが自分に合った製品を選びやすくなる。ユーザー体験を高め、目の前の作業やゲームにより集中できるよう支援したい」と語った。