写真=18日に開催された科学技術情報通信部とOpenAIのサイバーセキュリティ実務ワークショップ(科学技術情報通信部提供)

科学技術情報通信部は、OpenAIが運営するサイバーアクセスプログラム「TAC」への参加に向けた調整を進めている。来週中にOpenAIのジェイソン・クォン最高戦略責任者(CSO)と面談し、参加主体や手続きなどの具体策を協議する見通しだ。

業界関係者によると、同部はTACへの参加機関と参加方式の具体化を進めている。参加主体を韓国インターネット振興院(KISA)とするか、AI安全研究所とするかを含め、手続きの進め方をOpenAI側と詰める方針だという。

これに先立ち、18日には同部とOpenAIがAIセキュリティ関連の実務ワークショップを開催し、TAC参加に向けた認識を共有した。会場では、OpenAIで国家安全保障政策を統括するサシャ・ベイカー氏が韓国を訪れ、TACプログラムの概要を説明したほか、同社の最新AIモデルのサイバーセキュリティ機能をデモした。

韓国の民間企業の一部は、すでにTACに参加している。今月8日に開かれた「グローバルサイバーセキュリティプロジェクト対応のための専門家懇談会」で、情報保護産業課のイ・ジョンヒョク課長は「国内にTAC参加企業・機関があることは確認している」と述べた。一方で、「具体的な参加企業数や、政府機関が含まれるかどうかについては公表が難しい」と説明した。

TAC参加者には、OpenAIのセキュリティ特化AIモデル「GPT-5.5 Cyber」への限定アクセスが認められる。現在は、CrowdStrike、Palo Alto Networks、Cloudflareなどのグローバルなセキュリティ企業が参加し、自社のセキュリティシステムにOpenAIのモデルを組み込んで活用しているという。

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