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Appleが今秋、最上位の「Ultra」ブランドを拡充する見通しだ。大幅刷新となる「Apple Watch Ultra 4」に加え、同社初の折りたたみスマートフォン「iPhone Ultra」の投入準備も進んでいると報じられている。

9to5Macは18日付で、DigitimesとWeiboの情報筋の話として、Appleが今秋の発売を念頭に「Ultra」ブランドの展開を広げ、プレミアム市場の強化を図っていると伝えた。

具体的な情報が先行しているのは、プレミアムスマートウォッチのApple Watch Ultra 4だ。Digitimesの最新レポートによると、新モデルはデザインを大幅に見直したうえで投入される見込みという。

外観の刷新を受け、市場関係者の間では、2026年モデルの出荷が前年を20〜30%程度上回るとの見方も出ている。

機能面では、身体の変化を検知するセンサー群の強化も焦点となる。Apple Watch Ultra 4には、精度と機能を高めた内部センサーが従来モデルより高密度に搭載され、ヘルスケア機能の拡充につながるとみられている。

関連部品をAppleに独占供給している主要センサーパートナー、台湾のTASCも、供給網で存在感を高めるとの見方がある。

一方、これまで詳細が限られていたApple初の折りたたみスマートフォン、iPhone Ultraについても、最近になって本格的な試験生産段階に入ったと伝えられた。IT分野の情報筋であるInstant Digitalによると、Appleは試作評価を通じて、折りたたみディスプレーの弱点とされてきた画面の折り目を目立たなくする技術面の突破口を得たという。

流出情報では、このディスプレーについて、長期間の使用でも視覚的に折り目が認識しにくい状態を保ち、画面の安定性も確保できることが確認されたとしている。

ただ、ディスプレー技術の進展とは別に、iPhone Ultraでは折りたたみ機構の中核部品であるヒンジの耐久性が課題として残っているようだ。高頻度の開閉を前提とした厳しい信頼性試験で、ヒンジがAppleの品質基準を安定的に満たせず、量産工程にも影響が出たとされる。

発売延期の可能性を指摘する声もあるが、Instant Digitalはその後の情報として、iPhone Ultraの開発は9月の公開を目標に順調に進んでいると伝えている。

今回の「Ultra」戦略は、モバイルやウェアラブルにとどまらず、PCや半導体分野にも広がる可能性がある。業界では、ハードウェア刷新を加速する狙いから、「MacBook Ultra」や「AirPods Ultra」が登場する可能性もあるとの観測が出ている。

さらに、次世代高性能チップ「M5 Ultra」を搭載したプロ向け高性能デスクトップ「Mac Studio」の投入も有力視されている。Appleがカテゴリー横断で高価格帯のプレミアム製品群をそろえ、停滞するIT需要の喚起を狙うとの見方もある。

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