GoogleとBlackstoneが、GoogleのTPUを活用したAIクラウド事業の合弁会社を設立するという。米ウォール・ストリート・ジャーナルが18日、関係者の話として報じた。Blackstoneが過半を出資し、Googleにとっては自社AIチップの外販を収益化する案件として最大級となる。
新会社では、Blackstoneが過半の株式を保有する。
2027年までに500メガワット規模の設備稼働を目指す。これは中規模都市1つ分の電力消費に相当する規模で、その後はさらに大幅な拡張を計画しているという。
Googleは合弁会社に対し、TPUを含むハードウェアのほか、ソフトウェアや各種サービスを提供する。Googleは先月、AI推論に特化した新プロセッサを公開した。これに先立ち、AnthropicやMetaとTPUの大規模供給契約を結んでいた。
Blackstoneは2021年にデータセンター運営会社QTS Realty Trustを買収し、2024年にはAirTrunkの買収でも合意した。CoreWeave、Anthropic、OpenAIといったAI関連企業にも大規模な投資を進めている。
直近では、AI投資を集中的に担う新部門「Blackstone N1(BXN1)」を立ち上げ、CoreWeave投資を主導したジャス・カイラをグローバル責任者に起用した。
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