Galaxy S26シリーズ(写真=サムスン電子)

サムスン電子の最新フラッグシップスマートフォン「Galaxy S26 Ultra」が1299ドル(約19万5000円)からと高額なことを受け、旧世代のUltraモデルを代替候補として検討する動きが出ている。米TechRadarは5月18日(現地時間)、価格、機能、ソフト更新期間を軸に、Galaxy S22 UltraからS25 Ultraまでの選択肢を比較した。

同メディアは、Galaxy S26 Ultraについて、カメラ性能や処理性能、ディスプレイ、Sペン機能などで高い評価を受けている一方、価格の負担は小さくないと指摘した。最新機能を最優先するなら有力な選択肢だが、旧世代モデルでも主要機能の多くは維持されており、コストを重視するなら別の選択肢も十分成り立つとしている。

最も安価な代替候補として挙がったのは「Galaxy S22 Ultra」だ。背面クアッドカメラやSペン、Snapdragon 8 Gen 1を備え、基本性能はなお通用すると評価した。

一方で弱みは、ソフトウェアサポートの終了が近い点だ。Androidアップデートやセキュリティパッチの継続には不透明感があり、メイン機としてよりも、写真撮影やゲーム向けのサブ機に向くとみている。

価格と性能のバランスが取れたモデルとしては「Galaxy S23 Ultra」を挙げた。価格は大きく下がった一方、主要ソフトウェア更新を今後も受けられ、セキュリティサポートは2028年まで続くとしている。

加えて、10倍光学ズーム対応のペリスコープカメラを搭載した最後のUltraモデルである点を強みとした。2億画素のメインカメラ、Bluetooth対応Sペン、チタン外装、5000mAhバッテリーなど、主な仕様も依然として競争力があると評価している。

「Galaxy S24 Ultra」は、最新世代に最も近い方向性を持つモデルと位置付けた。角張ったデザインに加え、バッテリー効率やカメラ性能が改善されており、サムスン電子が7年間のソフトウェア更新を保証している点が大きな利点だとした。

そのため、2031年まで使い続けられる長期運用向きのUltraモデルになると説明した。一部市場では価格がミドルレンジスマートフォン並みまで下がっており、コストパフォーマンスの面でも注目されているという。

直前世代の「Galaxy S25 Ultra」については、最も無難な選択肢と評価した。カメラ、バッテリー、充電性能、ディスプレイなど主要ハードウェアはS26 Ultraとほぼ同等で、差は一部の新しいAI機能と強化されたチップセットに集中しているとしている。

S25 Ultraも7年間の更新サポートが提供され、2032年まで利用できる見通しだ。最新モデルより価格が下がり、値引き販売も多いことから、有力な代替候補に挙げた。

中古・リファービッシュ市場への関心も高まっている。旧世代のUltraモデルの多くは、新品在庫よりもリファービッシュ品や中古品を中心に流通しているという。

リファービッシュ品については、状態確認や一部部品の交換を経て販売されるケースが多く、中古品に比べて品質が安定しやすいとの見方も示した。

一方で、「Galaxy S21 Ultra」と「Galaxy S20 Ultra」は推奨対象から外した。ソフトウェアサポートの終了が近い上、部品調達の難しさやバッテリー劣化の問題が重なる可能性があるためだ。

発売から5年以上が経過しており、当初の性能をそのまま期待しにくいことに加え、実際に購入できる在庫も限られると分析した。

今回の比較で重視されたのは、単純な世代差ではなく、価格に見合う利用期間と主要機能の水準だ。最新機能が必須でなければ、S23 Ultraは価格と機能のバランス、S24 Ultraは長期更新、S25 UltraはS26 Ultraに近い使い勝手という点で、それぞれ代替候補になり得るとしている。

逆に、予算を最優先し、ソフトウェアサポート終了のリスクを許容できる場合に限っては、S22 Ultraも検討対象になるとの見方を示した。

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