写真=Kakao Mobility(左からHD Hyundai Site Solutionのソン・ヒジュン代表、Kakao Mobilityのリュ・グンソン代表)

Kakao Mobilityは5月19日、HD Hyundai Site Solutionと、フィジカルAIを活用した物流エコシステムの構築に向けて戦略提携したと発表した。Kakao Mobilityの異種モビリティに対する統合管理・輸送管理のノウハウと、HD Hyundai Site Solutionの無人・自律化産業車両および物流現場向け管理ソリューションを連携させ、装備、プラットフォーム、データを一体運用できる体制を整える。

両社は今後、実際の物流現場でプラットフォーム連携と技術実証(PoC)を共同で進める。実証で得たデータを基に、新たな事業モデルの開発や海外展開の可能性を探る。ハードウェア中心の供給からソフトウェア基盤の運用へと軸足が移る産業自動化の流れを踏まえ、フィジカルAIを軸とした物流エコシステムの拡大を目指す。

Kakao Mobilityは、ロボット配送やロボット・バレーパーキングで蓄積してきたモビリティ運用の知見と輸送管理システム(TMS)を活用し、物流現場の多様な産業車両をプラットフォームにつなぐ。受注からミドルマイル輸送、倉庫内作業まで、物流の全工程の最適化を進める考えだ。工程ごとに分断されたデータに起因する運用の非効率や作業遅延といった構造的な課題の解消を狙う。

まずは無人フォークリフトを起点とし、今後は無人搬送車(AGV)や自律走行搬送ロボット(AMR)など異なる種類の無人モビリティまで対象を広げる。単一プラットフォームで統合管理できる次世代物流プラットフォームとして、エコシステムの標準化を目指す。

HD Hyundai Site Solutionのソン・ヒジュン代表は「当社の無人・自律化産業車両と物流現場ソリューションに、Kakao Mobilityのプラットフォームとサービスの強みが加わることで、物流自動化とフィジカルAIエコシステムを主導する基盤を整えることができた」とコメントした。「今回の協業を足場に、物流現場の自動化を加速し、顧客に差別化されたソリューションを提供していく」としている。

Kakao Mobilityのリュ・グンソン代表は「Kakao Mobilityのソフトウェア技術と、HD Hyundai Site Solutionの産業車両および物流ソリューションの強みを組み合わせることで、物流AXモデルをさらに高度化できる」と説明した。その上で、「フィジカルAI技術の適用領域も継続的に広げていく」と述べた。

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