AnthropicのClaude(写真=Shutterstock)

Anthropicが、開発者向けツールを手掛けるスタートアップのStainlessを買収した。買収額などの条件は明らかにしていない。OpenAIやGoogleなど競合各社も利用してきた開発基盤を取り込むことで、AI業界で広く使われてきた開発インフラの一角がAnthropic傘下に入ることになる。TechCrunchが18日(現地時間)に報じた。

The Informationは先週、AnthropicがStainlessの買収に向けた協議を進めていると報道していた。StainlessはSequoia CapitalやAndreessen Horowitzの出資を受けており、買収額は3億ドル超(約450億円)に達する可能性があるとしていた。

Anthropicは、Stainlessのホスティングサービスを終了する方針だ。対象にはSDK生成ツールも含まれる。既存顧客はこれまでに生成したSDKを引き続き保有でき、自由に改変・拡張できる。

Stainlessは2022年にニューヨークで設立された。Stripe出身のエンジニア、アレックス・ラトレイが創業し、API仕様を基にPython、TypeScript、Kotlin、Go、Javaなど複数言語向けのSDKを自動生成・管理できる開発基盤として注目を集めてきた。APIの変更に応じてSDKも自動更新されるため、顧客企業の手作業による保守負担を減らせる点が特徴だ。

とりわけAIエージェント開発企業で導入が進み、OpenAI、Google、Replicate、Runway、Cloudflareなどが利用してきたという。TechCrunchによると、買収後は競合他社への提供を停止し、Anthropic内部での利用に限られる見通しだ。

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