Cohesityは5月18日、クラウド向けサイバーボルトソリューション「Cohesity FortKnox」のAWSソウルリージョン対応を、NetBackupに続いてDataProtectにも拡大すると発表した。企業のサイバーレジリエンス強化と、ランサムウェア被害発生時の迅速な復旧支援を狙う。
Cohesity FortKnoxは、ランサムウェアや内部不正などの脅威から重要データを保護するためのサービス。本番環境から切り離した隔離領域にバックアップデータを保管し、攻撃発生時には検証済みデータを用いた安全かつ迅速な復旧を可能にする。
同社は「AWS Summit Seoul 2026」への参加を通じて、韓国企業に対し、クラウド環境でのサイバーレジリエンス強化や、データ保護・復旧・コンプライアンス対応の高度化に向けた取り組みを訴求する方針だ。
Cohesityは2025年末、AWSと戦略的協業契約(SCA)を締結した。AWSのグローバルインフラを基盤に、大規模なデータ保護、迅速な業務復旧、AIを活用したデータ利活用の強化に向けて協業を広げてきた。
両社は主な協業領域として、AWS上でのイミュータブルなサイバーボルトの構築、プライベートネットワークを活用したデータ隔離、生成AIを活用したデータ利活用の拡大を挙げている。
Cohesity Koreaのイ・サンフン支社長は、「AI時代には、データを安全に守ることに加え、攻撃後にどれだけ迅速かつ信頼性高く復旧できるかが企業競争力を左右する」とコメントした。その上で、「AWS環境で利用できるCohesity FortKnoxにより、韓国の顧客は追加のインフラ投資を抑えながら、グローバル水準のサイバーボルトを構築し、ランサムウェアなどのサイバー脅威により効果的に対応できる」としている。