米商品先物取引委員会(CFTC) 写真=Shutterstock

米商品先物取引委員会(CFTC)は、予測市場におけるインサイダー取引や市場操作の監視を強化している。米国内からVPNを使ってPolymarketなど海外の予測市場プラットフォームにアクセスする取引についても追跡対象としている。

Ars TechnicaがWiredの報道を基に伝えたところによると、マイケル・セルリグCFTC委員会委員長は「必ず突き止め、対応する」と述べた。

セルリグ委員長は、人員不足への対応として増員を進めていることも明らかにした。業務量の増加に対応するため、CFTCは取引パターンの分析や不正操作の兆候の検知を目的に、AIを活用した自動化ツールを導入しているという。

同委員長は「データ量は膨大だ」とした上で、「AIで分析すれば有用な示唆が得られる。どの案件を調べるべきか、どの時点でトレーダーに召喚状を出すべきかの判断に役立つ」と説明した。

CFTCは独自の監視システムに加え、暗号資産プラットフォーム向けのブロックチェーン追跡ツール「Chainalysis」や、中央集権型市場向けの市場乱用検知ソフトウェア「Nasdaq SMART」などの外部ツールも活用している。

米国拠点の予測市場取引所Kalshiは、インサイダー取引や市場操作で摘発された顧客に対し、利用停止などの処分を行ったと発表した。Polymarketも、インサイダー取引疑惑を巡る反発の高まりを受け、4月にChainalysisとの提携を発表している。

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