米暗号資産取引所Krakenが、クロスチェーン基盤をLayerZeroからChainlinkのクロスチェーン相互運用プロトコル「CCIP」に切り替えた。Cointelegraphが15日(現地時間)に報じた。
Krakenは、Kraken Wrapped Bitcoin(kBTC)に加え、今後投入するすべてのラップトークンで、CCIPを専用のクロスチェーンインフラとして採用する方針だ。
採用理由としてKrakenは、安全性とリスク管理体制を挙げた。認証体制や基本的なセキュリティ設計、16の独立ノードによる構成、ネイティブのレート制限機能などを評価したとしている。
今回の判断は、4月のKelpDAOハッキングを受け、暗号資産業界でクロスチェーン基盤を見直す動きが広がる中で打ち出された。
LayerZeroを巡っては、KelpDAOハッキング後の対応が不十分だったとして批判が出ている。
Kraken以外でも、LayerZeroからChainlink CCIPへの移行は相次いでいる。KelpDAOはCCIPへの移行を進めており、Solv Protocolもトークン化ビットコイン向けのクロスチェーン基盤をCCIPに切り替えると発表した。オンチェーン再保険プロトコルのReも、総預かり資産4億7500万ドル(約713億円)をLayerZeroからChainlinkのプロトコルに移す方針を明らかにしている。
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