写真=X/Bullish

米暗号資産交換業者の1〜3月期決算が相次いで市場予想を下回っている。Bullishは調整売上高が予想に届かず、純損失も拡大した。GeminiやCoinbaseでも売上高の未達や赤字計上が続いた。

Bullishが公表した2026年1〜3月期決算によると、調整売上高は9280万ドル(約139億円)だった。前年同期の6240万ドル(約94億円)から増加したものの、市場予想の9540万ドル(約143億円)には届かなかった。

調整後1株利益は13セントで、市場予想の17セントを下回った。純損失は6億490万ドル(約907億円)となり、前年同期の3億4860万ドル(約523億円)から赤字幅が拡大した。

業績悪化の背景には、1〜3月の暗号資産市場の軟調がある。CoinGeckoのデータによると、ビットコインはこの期間に24%下落した。

Bullishの株価は、2025年8月の上場以降では43%下落している一方、年初来では4.2%上昇している。

Bullishは最近、42億ドル(約6300億円)規模のEquiniti買収により、規制下にあるトランスファーエージェント業務とエンドツーエンドのトークン化インフラを提供できるようになると投資家向けに説明した。あわせて、同社がビットコイン・オプション市場で第2位の取引所だとしている。

トム・ファーリーCEOは、Equinitiの買収が完了すれば、ブロックチェーン時代を主導する中核事業者となるための3つの要素がそろうと述べた。エンドツーエンドのトークン化サービス、統合されたトランスファーエージェント台帳、優良発行体との幅広い関係を強みとして挙げた。

同日には競合のGeminiも2026年1〜3月期決算を公表した。売上高は5030万ドル(約75億円)で市場予想を下回り、純損失は市場予想を上回る1億900万ドル(約164億円)だった。

Coinbaseも前週に発表した2026年1〜3月期決算で、売上高は14億1000万ドル(約2115億円)と、市場予想の15億ドル(約2250億円)に届かなかった。純損失は3億9410万ドル(約591億円)で、2四半期連続の赤字となった。

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